下水道管取り出し工事

家庭や事業所等から出される汚水を公共汚水桝に接続し、下水道を利用できるようにする工事のことです。
下水道工事は、場所等により施工方法が異なります。
主に開削工法及び推進工法で行い、浅い所では、地面から1~3mくらいの所に管を布設しています。

水道管工事を担当する私たちの使命は、各家庭まで安全で確実に水を届け、雑排水・汚水を処理施設まで排水すること。
民間工事から、公共工事まで人の生活に欠かせない水を守る工事は当社にお任せください。

地面には、既設埋設物(電話線、水道管、ガス管等)があるため、十分注意が必要な工事です。

設置方法

下水道管を設置するには次のような方法があります。
バックホウ等の建設機械で地面を掘り、管を布設する方法⇒開削工法
推進(筒状の機械)で、トンネルを掘りながら地中で管を繋ぎ合わせる方法⇒推進工法

開削工法

1.舗装を切断し、取り壊す
2.道路を掘り下げます。この時、土が崩れないように土留め矢板を設置
3.下水道管を敷設するための基礎をつくる
4.下水道本管を敷設する
5.掘った穴を土で埋める
6.壊した舗装を仮に復旧し、車や歩行者が通行できるようにする
以上を、毎日繰り返し行う
7.全ての下水道管の敷設後、舗装工事を行い完了

■推進工法

「下水道管が深い位置にくるときは、機械(推進機)を使って管を押し進めることで 地中に下水道管を敷設します」
1.推進機を設置するために、立坑と呼ばれる立穴を設置
2.推進機を設置し、下水道管を推し進める
3.推進が完了したら、推進機を取り出して立坑の位置にマンホールをつくる
4.立坑内を埋め戻して仮復旧を行う
5.最後に立坑部分の舗装工事を行い完了

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